開校5年目 いよいよ能勢ささゆり学園が動き出しました!

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休校が続いていますが,今週ようやく子どもたちが登校できました(5月14日登校初日)。分散登校で,全員がまだ登校できたわけではありませんが,ようやく能勢ささゆり学園に子ども達が帰ってきました。もうすぐ学校再開の予定です。
 子どもたちに会えなかったこの間,子どもたちに送ったメッセージの中に,何度も『思いやり』という言葉を書きました。今,こんな世の中だからこそ,『思いやり』を大切にしてほしいと思うのです。今の私の思いを表している,昨年度2学期終業式で子どもたちに話した内容の一部を,再度載せたいと思います。

今、私は「笑顔で会える学校」づくりをめざしています。私が言う「笑顔である学校」とは「思いやりいっぱいの学校」のことです。この学校に集うみなさや先生たち、職員のみなさん、そして学校に来てくださる保護者の方々、地域の方々、みんなが笑顔になる学校。そうなるには難しくはありません。みんなが、少しでも「思いやり」を意識し、温かい気持ちで人を見て、温かく人と接しようという気持ちがあれば、それをいつも心がければいいのです。そこには、『安心』が生まれます。「ホッとした気持ち」「ほっこりしたぬくもり」が生まれるんです。
 「こんなこと言ったら、変な目で見られるかぁ」「こんな事したら、嫌われるかなぁ」というような心配や不安、恐れる気持ちではなく、「これでいいんだ」「こんな自分でいいんだ」という安心感が生まれるのです。そんな居心地のよい、「ホッ」とできて、「ふーっ」と肩の力を抜ける、そんな学校が理想です。
 いろんな人がいます。あたり前です。気の短い人、せっかちの人、おっとりしている人、おとなしい人、みんないろいろです。だから、ぶつかったり、もめたり、けんかもあるでしょう。当然です。けれど、「思いやり」の気持ちがあれば、「思いやり」を少しでもみんなが意識できれば、「あいつの言い方腹立ったけど、俺もきついこと言ってることあるしなぁ」「あの子、朝から怖い顔してて、なんか嫌な感じやけど、もしかしたら家で嫌なことあったのかもなぁ」とか。ほんの少しでもいいから、「相手のことをわかろう」「理解しよう」というあたたかい気持ち、寄り添う気持ちがあれば、自ずとその相手にかける言葉、接する態度はやわらかいものになるだろうし、その相手もやさしい気持ちを感じとって、ス~ッと苛立つ気持ちがほぐれたり、ホッとできたりするのではないでしょうか。
 みんなのちょっとした気持ちの持ち方、心がけで共に生活する人たちの空気が変わります。そしてなにより、その中にいる自分の気持ちが穏やかで、ほっこりして、そして「がんばろう」というポジティブな気持ちに変わっていくはずです。

 今年も小中合わせて467名の子どもたちと教職員とで,『思いやり』いっぱいの『笑顔で会える学校』をめざします。保護者のみなさま,地域のみなさま,どうぞよろしくお願いいたします。

 能勢ささゆり学園 校長 遠藤 克俊

更新日:2020年05月15日 20:05:46