学校長あいさつ

  この度、令和3(2021)年4月1日の人事異動で能勢小学校及び能勢中学校の校長に任命されました辻 新造と申します。開校6年目。第3代目校長となります。この能勢ささゆり学園の教職員及び児童生徒に関わる職員は102名です。全教職員及びスタッフ一同、心を一つにして、ご期待に添えますよう努力してまいりますので、保護者の皆様、そして子どもたちに関わっていいただく地域の方々、どうぞご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いします。
  私自身、直近では能勢町教育委員会学校教育課で7年間勤務しました。学校再編整備、新学校建設、能勢ささゆり学園教育内容の充実、アフタースクール、コミュニティ・スクールなど学校と地域が協働する仕組みなどの仕事に携わってきました。それ以前は、西中学校、久佐々小学校、東郷小学校、田尻小学校、歌垣小学校で教員として25年間教壇に立ち、保護者をはじめ地域の方々に大変お世話になり、今の自分があります。
  今年、令和3年(2021)年度、小学校では41人のピカピカの新1年生を迎え、全校児童268人でスタートしました。入学式では新1年生に次の3つのお願いをしました。「大きな声で返事をする」「元気なあいさつをする」「交通事故には気をつける」。毎日努力し続けることで、知らないうちに目には見えない力がついてきて、自分自身の内面に大きな変化が起きてきます。「継続は力なり」です。
  中学校では57人の凛とした姿の新1年生を迎え、全校生徒181人でスタートしました。入学式では「すべては一匹のネズミとの出会いから始まった」というウォルト・ディズニーの言葉を紹介し、「出会い」の意味と意義についてメッセージを送りました。……「出会い」とは何も人間だけとは限りません。一匹のネズミでもいいのです。一冊の本でもかまいません。出会いには夢と希望が宿っています。入学式は中学校との出会い日、始まりの日。これから3年間という中学生活が始まるのです……。
  午後の始業式は会議室からライブ配信によって各教室に分かれて行いました。新転任者紹介の後、小学2年生から中学3年生までの在校生へ次の2つのことを伝えました。
一つ目は「自分の得意なところを伸ばそう」。そして「苦手なことを減らす努力をしよう」と……。「なりたい自分」が見つからないときは、教職員、仲間、先輩、保護者、地域の方々との「出会い」が大切です。いろんな「もの・こと・ひと」との関わりを増やし、「新しい自分に出会ってほしい」とエールを送りました。私自身、自然豊かな能勢で生まれ、就学前から小中学校時代には、同級生、上級生、下級生いろんな友達や仲間に出会い、山登り・川遊び・スポーツ・音楽など貴重な体験ができました。それが今の自分自身の生き方の原点になっています。能勢ささゆり学園のすべての児童生徒にも能勢の自然・文化・歴史・環境の豊かさ、すばらしさに出会い、いろんな人からどんどん学んでほしいという思いがあります。
  二つ目は、新型コロナウイルス感染症対策に関するお願いです。新学期早々、第4波が来ています。いくらマスク着用、消毒、3密対策を励行していても、いつ、だれがどこで、どのように感染するかはわかりません。だからこそ、児童生徒、ご家族、教職員が、万が一新型コロナウイルスに感染しても、その子や家族の人を責めたり、陰で噂を流したり、差別することのないように行動してほしい。一番大変な思いをするのは、感染した本人や家族ですから「もし、自分が感染したら、どうしたらいいか?」「周りにどうしてほしいか?」など考えながら「思いやり」「他者への理解」の気持ちをもって学校生活を過ごしてほしいと伝えました。
  令和3(2021)年の能勢ささゆり学園の重点目標は「自律・尊重・創造」です。小学校の1年生から4年生向けには「自ら考えて行動する」「違いを認める」「新しい課題に向かって工夫する」です。
  この1年間、学校生活のいろんな場面でこの目標について考えていく機会を持ちたいと思います。新型コロナウイルス感染症対策で計画通りの教育活動ができないかもしれませんが、コロナ禍であってもできることを見つけて、「前へ」進んでいきたいと思います。開校以来の学校教育目標である「小中9年間で自立して社会を生き抜く力を育む」を具体化していきます。この目標に向けて焦点化していくキーワードは「学び方」「生き方」「地域」「自信・誇り」「つながり・他者理解」「進路を切り拓く」です。この6つの領域が相互に関連し、9年間をつなげていけるような教育活動を展開していきます。
「一人ひとりが輝き 笑顔で会える学校」をめざして、みんなで力を合わせていきましょう。
  令和3(2021)年4月16日  校長    辻  新造

更新日:2021年04月16日 08:49:54