地震避難訓練 「備えあれば憂いなし」 自律と安全を考える

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2022年4月12日(火)8時40分から9時に地震避難訓練をおこないました。
事前に1年生から9年生まで、新しい教室からの避難経路、避難時の約束「お(おさない)、は(走らない)、し(しゃべらない)、も(もどらない)、て(低学年優先)」を学習して訓練にのぞみました。

当日は、校内放送で「訓練、緊急地震速報 大きな揺れが予想されます。注意してください。これは訓練です。」が流れ、続いて「ゆれがおさまりました。余震に注意してください。
押さない・走らない・しゃべらない・戻らない・低学年優先の原則を守り、運動場テニスコート前の赤いコーンに速やかに集合しなさい。」の合図で各教室から避難をはじめました。

1年生~9年生の児童生徒の人数が担任から教頭に報告。職員室の教職員等の人数把握の報告を同時におこないました。

避難指示が出て人数報告が終わるまでの時間は、4分33秒でした。

私の方から
1、阪神淡路大震災、東日本大震災の教訓
2、南海トラフ地震への備え
3、屋内・屋外での危険予知
4、いざという時の家族との連絡方法、集合場所
5、自治区などの訓練への参加
6、頭の保護、安全な場所への避難
7、登下校中のブロック塀、山崩れ等危険箇所の確認
についてお話しました。

シェイク・アウト訓練という地震訓練が広がりつつあります。
シェイク・アウトとは「地震を振り払え」「地震を吹き飛ばせ」という意味の造語ですが、
「まず低く」(DROP!)
「頭を守り」(COVER!)
「動かない」(HOLD ON!)
の行動がいつでもどこでもできるようにしていきましょう。

最後に本校の学校教育目標である「自律」について話をしました。いざという時に備えて、「自ら考え、判断し、行動する」を心がけ、安全意識を高め、自分の命を自分で守れるように行動してほしいと願っています。

ご家族でもいざという時のために、お時間をとって子どもたちとご相談していただければ幸いです。よろしくお願いします。

更新日:2022年04月12日 10:12:46