平和登校日 平和を築く行動へ 後期課程 その3 8年生・7年生の感想

生徒の感想 8年生、7年生

・戦争はその戦争中だけじゃなく、戦争後にも影響があることを知った。先生たちの歌が心がこもっていて、戦争や平和について考えるきかっけになった。お金がドルだったことをはじめて知った。当時の県民の方は不安だったどうろうなと思ったのと同時にすごいと思った。(8年生)
・沖縄が日本に返還されてもしばらくは米国に支配されたままだったり、基地が大体残ったりと、返還されたからすべて終わりではないんだと思った。占領されていたところから、元の状態へ戻すには、そこに住んでいる人たちの団結力、精神力などが必須だと感じた。戦争が当たり前だったころは、支配されると人権がなくなったり、低くなったりするため、人権がみんなにある今は、落ち着いていて、今に生まれてよかったなと思う。お金も27年で5回も変更されるなんて、今でも考えられない。(8年生)
・今まで広島とか長崎のことしか知らなかったけど、沖縄でもこんな大変な戦争があってびっくりしました。特に4人に1人が亡くなったのが信じられない。僕のクラスは27人なので、約7人が亡くなっているので、とてもびっくりしました。また、「島人ぬ宝」を聞いて、沖縄を大切に思う人々の思いが伝わりました。来年は修学旅行に行くので今日学んだことを活かして沖縄に行きたいです。(8年生)
・沖縄での悲惨な出来事を知って、改めて平和は大切だなと思いました。特に、私たちぐらいの歳の人たちが、負傷した戦士の人たちの看護をしていたということを聞いて、暗い洞窟の中で希望も夢もなく助けていたのがすごく苦しかったんだろうなと感しました。アメリカから領土を返してもらった後もアメリカ軍のヘリや車と衝突して亡くなる方もいてすごくかわいそうだなと思いました。(8年生)
・まずはなぜ平和という言葉があるのかを考えると、平和という言葉がもしなかったら、みんな心の余裕を持てないと思います。余裕を持てないから、いろいろゴザ騒動なども起こるとから、平和でなかったら大変でした。ぼくは、平和の「平」は、とても意味があると思います。平等や平行、平等みんな同じ、平行同じ。そして、平和の「和」。その場をなごます、心の余裕を持てる字だと思っています。「平」と「和」をくっつけると、みんなが心の余裕を持てる。みんなの心の余裕は同じだと思います。僕は、平和って夢だと思いました。(8年生)
・戦争が終わってからも世の中が平和になるとは限らないことに気づいた。その中でも一人ひとりが同じ気持ちで日々を過ごして、ある事がらを実現することが大切なんだと感じた。戦争をすると戦時中はもちろん終戦後もしんどい思いや辛い思いをするから、何があっても戦争はしてはいけないんだと改めて思った。戦争が終わり、暴動などがあった中で、「また戦争するか?」とならなかったのが、それだけ強い思いがあったんだろうなと考えた。(7年生)
・今回の平和登校日の学習を通し感じたことは、色々な苦難を乗り越えて沖縄を日本に戻した沖縄の方々の意思はとても強いものだと感じました。(7年生)
・太平洋戦争で多くの人々が死んですごくつらい思いをしているのがすごく伝わりました。今でもアメリカ軍の基地が多く残り、常にアメリカ軍と、となり合わせな状態が、まだ完全に元の沖縄にもどっていないのを感じました。僕が思うには、アメリカの基地が完全になくなってほしいと思いました。今日は、「平和とは何か」ということを考えさせられる一日でした。疑問は、なぜ基地が能勢町に建てようとなったのか。(7年生)
・戦争と言われたら「広島」を一番に考えつくけど、広島じゃないところでも苦しい思いをしてきた人たちが沢山居たんだと改めて感じた。そして、この世界を平和にするには、戦争をなくすことだけじゃなく、いじめや差別、小さな所からなくしていくべきだと感じました。○〇人だから、この人は〇〇だから傷つけていい・・・そういうのをなくして少しでも今苦しんでいる人たちを救うべきだ。過去は戻せないけど、今からならできると思う。みんな同じ人間だから。(7年生)
・自分たちは去年広島へ行って、平和のことを学んできた。戦争のおそろしさ、当時の人々の苦しみや悲しみ。いろんなことを学び感じた。今日の学習でも、いろんなことを新しく考えるきっかけになったと思う。沖縄は観光地として有名でとてもきれいで美しい場所だと思っていた。でも、その沖縄の裏には、秘められた暗い歴史があった。そのことを知って、沖縄への「見方」が変化した。平和への思いは、この世界のみんなが同じだと思う。だからこそ、これからいろんな人と話し、ふれたいなと思った。(7年生)

更新日:2024年08月15日 09:23:16