音楽の力で 心が満たされた 芸術鑑賞会 ~アンサンブル・レネット 淨るりシアター~
●7月18日(木)淨るりシアターで芸術鑑賞会を開催しました。午前は1年生から5年生221人、午後は6年生から9年生198人を対象に、少し内容を変えての2回公演でした。能勢ささゆり学園では、3年周期で「演劇」「浄るり」「音楽」と演目を変えて芸術鑑賞会を開催してきていますが、今年は音楽鑑賞の番でした。
●今回、お世話になったのは一般社団法人「アンサンブル・レネット」という音楽グループです。レネットはフランス語でカエルのこと。62年前から寝屋川市で音楽活動を始められ、子どもたちに生の音楽を届けることをテーマに活動されてきました。新しいメンバーを増やしながら、現在までの総演奏回数は8000ステージを超え、総観客数は400万人にも及んでいます。とてもユニークで、生の音楽のすばらしさを心から楽しむことができました。演奏していただいた曲は、馴染みのある曲ばかりでした。
●まず、オープニングは「情熱大陸」ではじまり、その後、マリンバ、フルート、アコーディオン、コントラバス、ピアノ、ドラム紹介。「キラキラ星」の曲にあわせて、楽器紹介をしていただきました。その後、「ポルカ」「クシコスポスト」「道化師のギャロップ」など手や身体を動かして、とても楽しい時間を過ごすことがきました。特に「チンゲンサイ先生」が登場して、フライパン、ビン、ボウル、へら、おわん、お玉、釜、すり鉢、すりこぎ棒、まな板、鍋等、台所にある調理道具を使った「台所狂騒曲」は、心につよく残りました。家で勝手に台所製品をたたきまくるのはよくないことですが、もし、おうちの方の許可が出て一緒に楽しむことができたら、楽しいでしょうね。空き瓶に入れる水を調節して音の高低を見つける体験もきっと新しい発見ができると思います。ほどほどにしないと・・・という気もしますが・・・。機会があればやってみてください。
●中でも「パントマイム」は圧巻でした。お姉さんの動きを真似して、みんなさんも両手を「パー」して見えない壁づたに動いてみたり、体の前にある見えないロープを交互に手を動かして引っ張る動作など、定番のパントマイム体験をやってみて、みんなノリノリで大変盛り上がりました。
●担当の江川先生、津山先生(前期課程)、辻先生(後期課程)には、前日までの打ち合わせ、前日のリハーサル、当日の対応など、大変お世話になりました。
●能勢町には、「浄るりシアター」という他市町にはない自慢できる素敵なホールがあります。このホールができてから、子どもたちに芸術のすばらしさに触れてもらうために、能勢町が予算を捻出し、毎年、芸術鑑賞会を開催してきています。これは、芸術への熱い思いを持つ大人から子どもたちへのプレゼントです。本校に入学してから卒業するまで9年間、9回、毎回違う芸術を鑑賞できるわけです。ちなみに昨年は舞台芸術としての「落語」、来年は「鹿角座の人形淨るり」です。おたのしみに。
●最後に、7月27日(土)13:30~淨るりシアターで「届け音楽の力!響け能勢の地に!!」の音楽イベントが開催されます。子ども無料。大人有料です。先月、チラシを全校児童生徒に配布済です。3つのグループの演奏、落語もあるようです。
お時間のある方、音楽に興味のある方は、是非、ご参加ください。
更新日:2024年07月19日 10:03:31