ごあいさつ

 平成28年4月、140年の歴史と伝統のある能勢の6小学校と60年の歴史のある2中学校を引き継ぎ、能勢ささゆり学園 能勢町立能勢小学校ならびに能勢町立能勢中学校が開校しました。小学生340余名と中学生240余名が集い、共に過ごす学校生活が始まりました。
 学園では小・中の9年間を通して、子ども達に自立して社会で生き抜く力を育むことをめあてとして、教育活動に取り組んでいきます。「自分が好き・能勢が好き・仲間と共に何かをしたい、夢がいっぱいあるよ」と言える子ども像を理想として掲げました。同じ学び舎で過ごす学校生活ですから、小学校と中学校が連携を密にし、保護者・地域・関係機関の皆様方の声に応え、地域と共に歩み、人権が尊重される学校をめざします。
能勢の子ども達が一堂に集う本校では、町全体を学びのフィールド、能勢に住む人々を学びの支援者としてとらえ、豊かな自然や歴史、伝統文化等を身近にとらえて大切にする心を育む「グローバル能勢」の取り組みを進めます。
 また、英語を切り口にして、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育み、国際理解を深めることねらう「グローバル英語」にも取り組みます。
 こういった教育活動は、学級や学年の集団の中で学び合い、教え合い、切磋琢磨する関係を礎として展開しなければなりません。そこで、子ども達の学力を保障するために、学び合う関係づくりと、一人ひとりの先生の創意ある授業づくりについて研鑽することが本校の課題だととらえています。
 昨今の子どもを取り巻く状況としては、いじめに係ることは看過できません。児童生徒一人ひとりを丁寧に見つめて、いじめや仲間はずれを許さない学校を目ざします。所帯が大きくなった学校では、一人の先生の眼差しで子ども達を見るのではなく、小・中学校の先生がスクラムを組んだチームとして子ども達と接し、子どもの兆候や発言にアンテナを張り、いじめの有無をとらえるように努めます。
 また、閉校した歴史ある6つの小学校と、2つの中学校での教育実践の足跡も大切にしなくてはなりません。新しい学校へ受け継ぐべきものや発展的に練り上げて取り組むものを大切にする教育を進めます。
 能勢町のみなさまの願いや期待に耳を傾け、それに応えられる学校運営を心がけます。どうぞ温かいご理解とご支援を賜りますよう、節にお願い申し上げます。
能勢ささゆり学園
  能勢小学校校長    萱野喜一郎
  能勢中学校校長    後藤るみな

更新日:2017年01月23日 08:54:19