1・2年生 声の宅配便 読み聞かせ 絵本から学ぶ戦争と平和

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●8月29日(月)読み聞かせグループの声の宅配便のみなさんに来ていただき、1・2年生のクラスごとに絵本の読み聞かせをしていただきました。

●新型コロナ感染症が広がる前は夏休みの平和登校日に来ていただき、戦争・平和・いのち等をテーマにした絵本の読み聞かせをしていただいていた時もありました。

●今回は時期をずらして夏休み後に企画しました。読んでいただいた絵本は次の通りです。
1年生
「トビウオのぼうやはびょうきです」
「へいわってすてきだね」
「あったかいな」
2年生
「かわいそうなぞう」
「へいわって どういうこと?」
「いのちのつながり」

6冊とも違う角度から戦争の悲惨さ、平和の尊さ、いのちの大切さを知ることができました。特に「かわいそうなぞう」のお話について少しふれておきます。

●かわいそうなぞう」のお話は、本当にあったお話です。
戦争中、東京で空襲が激しくなったときに上野動物園では、檻を破って逃亡する猛獣を殺処分されることが決定されます。ライオンやクマは次々に殺され、残すはゾウだけになります。飼育員はゾウには毒の入った餌を与えますが、ゾウたちは餌を吐き出します。毒を注射しようにもゾウの固い皮膚に針が折れてしまいます。ゾウは、エサをもらおうと必死に芸をしたりしますが、順番に餓死してしまいます。

●戦争中は、空襲で家を焼かれ、多くの人々が命を落としました。同じように動物園の動物たちも今では考えられないくらい残酷でこんなに悲しい死に直面していました。

●二度とあやまちを繰り返さないように。子どもたちは真剣なまなざしで絵本に集中し、戦争・平和・いのちについて、じっくり考える時間となりました。

声の宅配便のみなさん。貴重な機会を与えていただき本当にありがとうございました。

更新日:2022年09月02日 17:55:56