地域の方に感謝の気持ちを しめ縄づくりを通して 

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●12月21日(木)しめ縄づくりをおこないました。しめ飾りの材料となる「松」「ウラジロ」「ナンテン」「みかん」「ユズリハ」等は、すべて中森さん(片山在住)がご用意してくださいました。わらは、大石さんの田んぼで稲刈後、天日干し、脱穀したおかげで、わらをしめ縄に使うことができました。

●当日の作業は、大人が2名、各班についてくださり、5年生一人ひとりに丁寧に教えてくださいました。子どもたちは、なわをなうのが一番難しく悪苦戦苦闘しましたが、根気よくとりくみ、オリジナルのしめ縄を完成させることができました。

●「ここの子どもたちは本当に幸せですね。」という声をききました。また、教員からも「どうして能勢の人は、こんなにしめ縄が作れる人が多いんですか?」という質問もありました。本当にそう思います。古くから受け継がれてこられた志やその技術を次の世代へ引き継いでいこうとされている方々の熱い思いがあるからだと返答しました。

●2024年のお正月を迎えるにあたり、自作のしめ縄を自宅で飾れることに大きな価値があると思います。形自体は完ぺきではないかもしれませんが、どこかで購入したものとちがい、子どもたちと地域の方々の魂が入っています。

●毎年のことながら、能勢ささゆり学園の子どもたちは、本当に恵まれているように思います。こんなあたたかい地域の方々に支えられ、守られて、教えをこえることに感謝し、その気持ちを心であたためながら、誇りに変えていけるように、生きていってほしいと願っています。

更新日:2023年12月28日 16:14:05