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1年生 石焼き芋体験 ささゆりネットボランティアさんと

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本日、午前9時30分から地域学校協働本部(愛称:ささゆりネット)ボランティアの元古さんが軽トラでハンドラ(半分に切ったドラム缶)、レンガ、石などの石焼き芋セットを学校に運び込んでくださり、学びの丘のイエローハウス下で石焼き芋体験をおこないました。

まず、ボランティアの松本さんにお手伝いいただき、新聞紙を濡らして芋をくるみ、アルミホイルで巻きました。
つぎに、学びの丘まで大きな掛け声をかけながら楽しそうに芋を運び、石焼き芋の焼き方についてお話を聞きました。
そして、この日のために作っていただいた藁でつくったトーチで芝生、柴、落ち葉に児童代表が点火しました。石に熱がいきわたるまで、しばらく柴を入れて火力を強くしました。1年生も一緒に柴をくべる貴重な体験もできました。ボランティアの元古さんと長尾さんがうまく火の調節をしていただき順調に進みました。
最後に、火を落ち着かせたあと、自分でハンドラに芋を入れることもできました。
芋が焼きあがるまでの時間、給食の間、副校長先生にも火の番をしてもらいました。

今年のサツマイモは、校務員さんのご協力で大変質の高いサツマイモが収穫でき、大きい芋は20センチを超えるものもありました。数もたくさん収穫できました。

今日のために1年生は生活科「秋見つけの時間」に焼き芋に使う柴や落ち葉を事前にいっぱい集めてくれていたおかげで、薪は十分すぎるほどありました。ボランティアさんも大変喜んでおられました。

自分たちで学校の学級園で育てたサツマイモ。焼き芋のために、燃料である柴を自分たちで集め、落ち葉も自分たちで拾い集めました。(校務員さんのおかげも・・・)

給食を食べて終わりの会を済ませて、もう一度、学びの丘に集まりました。午後はボランティアの吉水さんも駆けつけてくださいました。

焼きたての芋を二つに割ってみると、「わーおいしそう」「黄色い―」「うまそう。」「すごい。」など、歓声があがりました。できたてほやほや(実は食べやすいように、適度な温度にしておいて)の芋を自分で選んで食べました。

焼きたてのサツマイモ。黄金色の濃い色、ほくほくとした食感、絶妙な甘さ、芋と皮を同時に食べてもこんがりおいしく、「こんなおいしいやきいもたべたことない!」という感想も聞けました。

「自分で栽培し、自分で収穫し、自分で食べる用意をし、自分で燃料を集め、自分で料理し、自分で食べる」・・・大変貴重な「自立」を考える、自給自足的な体験ができました。
今日、食べた「いしやきいも」の味は、子どもたちは一生わすれないと思いました。

ささゆりネットのボランティアの皆様、本日は朝早くから一日、ありがとうございました。

公開日:2021年10月22日 19:00:00