義務教育学校 5から9年生の体育大会 その1 

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〇天候も味方してくれた体育大会
5月21日土曜日。曇り。朝少し雨がぱらつきましたが、熱くもなく、寒くもない、ちょうどよい天候。競技をする児童生徒、観戦する保護者の方々にとっても最高の体育大会日和となりました。ここ2年間、コロナの影響で、参加者の人数制限をかけた学校行事をくりかえしてきましたが、今回はご家族の入場人数を制限しないでおこなうことができたこと自体、うれしく思います。

〇受付・駐車場整理 PTA役員・ささゆりネット・学校運営協議会委員の方々に感謝
PTA役員・実行委員の皆様、そして、地域学校協働本部、学校運営協議会の方々、受付・駐車場整理で大変お世話になりました。皆様のおかげで、体育大会がスムーズに進行でき、心から感謝申し上げます。この場を借りて、熱くお礼申し上げます。

〇254人の児童生徒 5・6・7・8・9年生の5学年にわたる体育的行事
義務教育学校となった新生「能勢町立能勢ささゆり学園」記念すべき第1回目の体育大会。児童生徒の皆さんも初めて。企画立案指導する教職員も初めて。そして、お子さんの応援にかけつけてくださった保護者・地域の方々も初めて。お時間がありましたらという形でご案内させていただきました町長・教育長・教育委員・町議会議員の皆様も初めて。はじめて尽くしの体育大会でした。全国的にもめずらしいものかと思います。

〇体育大会のねらい・達成するための手立て
体育科より提案された企画を少し紹介します。義務教育学校での体育大会の運営をどのように創り上げていけばいいか、知恵と工夫がありました。

ねらいと手立て
1、これまでの学習の成果を発揮する。(自律)
⇒(手立て) 通常授業の質を向上する。(主に体育授業)
       授業で取り組んできたことの成果を発揮する。

2、 同じ目標に向かうことにより、学級の団結力を高める。(尊重・創造)
⇒(手立て) 勝ち負けにだけでなく、学級のめざす方向性を明確にする。(主に学級)
       努力が報われる種目内容にする。

3、 公正・公平な態度を身につけ、安全に行う態度を養う。(安全)
⇒(手立て) ルールやマナーの厳守、ケガ防止と感染予防を徹底する。(主に体育授業)
4、 縦割り活動を通して、主体性を養う。(自律)
⇒(手立て) リーダーシップ、フォロワーシップを育成する。(主に学年)

〇これまでの中学校体育大会からの主な変更点
1、 5・6年生の参加
(理由)義務教育学校への移行。

2、応援合戦の廃止⇒児童生徒の自主的な活動時間の保障
(措置)競技中のみの応援。応援の練習、各競技種目の練習時間等 授業時間の保障
(効果)9年生のリーダーシップ発揮、児童生徒の自主的なメニュー決め、計画的な運営
    9年生及び応援リーダーによる各団児童生徒への指示・協力依頼
    ※教師主導の指導ではなく、児童生徒主導による自主的・自立的・協働的な行動を

3、入場門での招集、誘導係による誘導の廃止
(措置)スタート位置に現地集合。教職員で招集確認。学年全員が出場する種目は、テント横で事前に並んでおくことも可。係児童生徒に注意。
(理由)炎天下の待機時間軽減。熱中症対策。時間保障

4、学年のみの種目の廃止
(理由)教職員負担軽減。普段練習できて、しかも努力が報われる種目を中心に行う。

5、9時30分からの開会
(理由)前期課程児童への配慮。説明・準備・移動等のゆったりとした時間の保障。

更新日:2022年05月26日 20:32:51