【2022年4月開校 義務教育学校】能勢ささゆり学園　

●12月15日（木）「けやきMarathon2022」を開催しました。昨年まで中学生だけの大会でしたが、今年から義務教育学校になったため、5・6年生を加え、5～9年生が参加しました。

●新学校開校から7年間。今年も、けやきの里に本部を構え、スタート・ゴール会場として利用させていただきました。この場を借りてけやきの里のみなさんに深く感謝申し上げます。また、豊能警察署、地元野間中駐在所の警察の方々には交通整理など大変お世話になりました。また、地域学校協働本部員及びボランティアさんが10名も来てくださり、コース立ち番でお世話になりました。本当にありがとうございました。

●スタート時刻・距離・種目は以下のとおりです。
9時25分。後期課程男子スタート。約3.8キロ。
9時28分。6年生（男女混合）スタート。約2.3キロ。
10時10分。後期課程女子スタート。約3キロ。
10時13分。5年生（男女混合）。約2.3キロ。

●当日は、大変、冷え込みが厳しかったですが、青空の下、絶好のマラソン日和となりました。どの種目も児童生徒が全力を出しきり、長い距離を自分なりの目標を持ちながら走ることができました。順位やタイムが伸びた子、自分の目標が達成できた子、歩かずに走り切れた子、途中でお腹が痛くなって歩いてしまった子、いつも通りの力が出なかった子…。一人ひとり状況は違ったと思いますが、総じてみんなよく頑張りました。拍手を送りたいと思います。

●この大会成功の裏には、こんな取組がありました。少し紹介します。
●第１体育館通路前出口前掲示板に長距離走スローガンが掲げられています。
「Ｂｅ　Ｔｏｇｅｔｈｅｒ～ひとりの学びを、仲間の学びに…仲間の頑張りが、ひとりの頑張りに…。」
「今、力を見せるとき、マラソン大会がんばろう！」
長距離走に取り組む期間中、児童生徒の「励み」となるような工夫がされています。

●例えば、5・6年生5分完走の個人記録、後期課程女子１０００ｍの個人記録、後期課程男子１５００ｍの個人記録。女子3分台友の会タイムと顔写真入りの個人表彰、男子4分台友の会個人表彰等、頑張った人たちの励みになるコーナーが特設されています。

●それに加え、今年は「今日のヤル気が出る言葉」も日替わりで掲示されてきました。少し紹介すると…。
・今日までの5～9年生で走った合計距離は、1076km（能勢町から青森市まで）。
ちなみに能勢から月までは、380000ｋｍ（歩いて11年）あと353回繰り返したら到着。
・「ちょっとだけ、無理なことに挑戦していこーぜ」（マンガ　宇宙兄弟より）
・今年の漢字「戦」　さあ。君は何とたたかうのか？（清水寺　揮毫　写真付き）
・新しい景色を見に行こう！マラソン大会本番。

●走ることは、つらいこと。なかなか好きにはなれません。でも、みんなと走れば、そのつらさが喜びに変わるときがあります。自分自身と向き合い、自分自身とたたかい、走る中で弱い心を克服して少しでも強い心で走ってほしい…。そんなメッセージがこめられています。

●今回5年～7年生は大会で初めてコースを走りました。試走はおこないませんでしたが、事前にコース動画を3回見て本番にのぞみました。前期課程では、思ったよりも距離が短かったと感じる児童が多かったようです。周回走は同じ景色を何回も見ながら走りますが、校外でのマラソンは景色がどんどん変っていくところがいいところです。特に野間の大けやき周辺・旧街道筋・野間神社・野間地黄バイパス付近は、能勢でも有名な歴史スポットで、名所旧跡が残る素敵なところです。立ち番や地域の方々、保護者の方々の声援に励まされて頑張れたと話してくれる子もいました。いい経験ができました。

●けやきMarathon2022で2022年12月までの大きな行事は終わりました。9年生にとっては最後のけやきマラソンになりました。ラスト・ラン。悔いなく走れましたか。9年生が大会を盛り上げ、同級生にも下級生にも惜しみなく応援する姿にとても感動しました。その姿勢が8年生にも確実に伝わっている手ごたえを感じることができました。よき伝統です。

●今大会は、5年生と6年生が加わり、規模が大きくなりましたので、けやきの里敷地内、保護者立入禁止とさせていただき、スタート時、ゴール時の安全確保に努めました。保護者の皆さま、沿道での応援にご協力いただき、誠にありがとうございました。

●最後に9年生から5年生の生徒児童・教職員で集合写真を撮りました。素敵な思い出の写真となりました。児童生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした。